睡眠文化研究所

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研究・リサーチ

「夢」に関するアンケート結果

2003年12月~2004年1月
有効回答数:471件


研究・リサーチ結果


 回答者の属性

性別の属性円グラフ 年代の属性円グラフ
職業の属性円グラフ  

 Q.夢から連想される単語を挙げてください。

1. 希望 28.5%
2. 未来 12.3%
3. 睡眠(眠り) 8.7%
4. 初夢 6.6%
5. 実現(叶える) 6.6%
6. 正夢 5.1%
7. 現実 4.9%
8. 4.7%
9. 将来 4.7%
10. 4.0%

 Q.夢と男女差

男性の回答に上がった「宝くじ」は、具体的な将来の夢に関する単語が少ない中で、回答が集まったのが宝くじだけでした。「万馬券」や「億万長者」という回答も、ほとんど男性から寄せられていました。

一方、「正夢」と「夢占い」が女性に多く見られたのですが、女性誌には必ずといっていいほど、占いのページがあり、ご存じのように占いファンの多くは女性です。しかし、これは現代に限っての傾向で、昔の日本では男性も公の場で夢を占っていた、という記述があります。古代から近世にかけて、夢は政治的な判断に使われていました。


 夢の移り変わり、これからの夢

このアンケートで集まった、夢から連想される単語は、併せて1319個ありました。同じ意味の単語を一つにまとめてみますと、411種類の単語が挙げられています。
「夢」という言葉について、私たちは日ごろ2種類の言葉を使い分けていました。一つは希望や未来などの将来の夢、一つは睡眠中の夢でした。
また、夢から連想されるものとして導き出された単語の中には、「子供時代」や「若いころ」といった類のものが、約7%含まれていました。将来、実現したい願望としての夢をたくさん持っているのは、若者だという印象があるようです。小さいころのほうがよく夢を見ることがわかっていますが、将来の夢、夜見る夢、どちらの夢も若さがシンボルであるように感じます。
かつて、「夢」という言葉は、夜眠っている間に見る夢として使われ始めたにもかかわらず、現代日本では、夢という言葉から希望や未来など、将来実現したい願望、理想としての夢を連想する人が非常に多くいることが分かります。また、ここ10年間の新聞全国各紙に掲載された夢という言葉を見てみますと、95%以上が将来の夢という意味で使われていました。


夢の単語全体の中で、約12%の人たちが空や宇宙に関する言葉を挙げていました。19世紀から20世紀にかけて、科学の進歩への夢は現実となってきています。しかし、今私たちが迎えている21世紀は、もはやそういった科学の進歩への夢をみる時代が終わりを迎えているかのようです。


夢が連想された1319の言葉の中に、科学の進歩に関連した単語は、35歳男性が言った「タイムマシン」だけでした。飛行機や宇宙船、インターネットなどが存在しなかったころは、科学の夢は尽きなかったのかもしれませんが、今や科学技術は、明るい未来としての夢を呼び起こすに至らないようです。さて、私たちの「夢」はどこに向かっているのでしょうか。


より詳しいレポート結果はPDFをご覧下さい

第10回 睡眠文化フォーラム「眠りを楽しむ‐夢学ことはじめ」


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